2011年10月18日火曜日

池山の企画発想法1

池山がワークショップを組み立てたり、なにかのプロジェクトを立ち上げたりするときに、考えをまとめる方法の一つを書いてみたいと思います。今回はマインドマップを活用する方法です。

マインドマップはご存知の通り、トニー・ブザン氏が提唱するノート方法です。ブザン氏の提唱するものは沢山のビジュアルや色を入れて、というものですが、池山のものはもっと簡易的なものです。
ちなみに、マインドマップについては、ブザン氏公認のセミナーで、基礎コース、アドバンスコースを終了しましたが、とても楽しく、すばらしい講習でした。

池山が考えをまとめるときに使うのはこのソフト、「Free Mind」です。名前の通りフリーソフトで、こちらでDLできます。非常に優れたソフトで、もう数年愛用しています。
マインドマップのソフトは、いろいろと出ており、ブザン氏公認もものもありますが、コストと性能を考えても、このソフトは遜色ないといえます。

で、まず起動して、マインドマップの中心となるコンセプトを入れてみます。今回は、「もっとセミナーに人を呼ぶためにはどうすればよいか」といったものにしてみました。


実は、最初は「アイディアラボに・・・」としていたのですが、あまりに生々しいのでやめました(笑)

テーマを決めたら、一本のブランチ(枝)を創ります。あ、ブランチというのはブザン氏の用語で、この「Free Mind」では「ノード」というのでした。ちなみに、「マインドマップ」はブザン氏の商標ですので、これを使ってのセミナーとかその他もろもろはできない事になっています。

さて、一本のノードを創る、というところがキーでして、なぜかと言いますと、一本目のノードは右クリックをして創るのですが、一本入力したらあとは入力してエンターを押せば次のノードが作成されます。ワンアクションで次ぎにうつれる、というのは実は非常に重要で、発想の拡散を妨げないので、非常に気に入っています。その調子で、どんどん発想していきます。


ある程度右側にだしたら、今度は左側に一本創り、後は同じように入力エンターを繰り返します。
ある程度で尽くしたら、ノードを改めて見直し、似ているノードを探し、その上位概念を探します。そして、ノードはドラッグして簡単に動かせますので、だんだんまとめて行きます。


最初のころは、マンダラートに書き出したものを、この要領でFree Mindに移植していたのですが、最近ではいきなりFree Mindに書くようになりました。
マインドマップはPCを使わない方が本来の意味ではいいのだと、池山も認識しています。しかし、手書きの美しいマインドマップにはない機能、「枝を動かす事ができる」という機能を最大限に活用した発想法だと自分では考えています。
アイディアラボの〔β001〕ももちろん、この方法で基本のデザインを行いました。
もちろんその後〔β001〕では、アイディアペーパーに手書きもしています。

発想ツールは本当に沢山あり、人それぞれ使い勝手が違うものだと思います。時間の許す限り、今後もこちらで紹介したいと思います。

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