2012年4月28日土曜日

宇宙(計画)好き


目にするだけで泣けてくる画像、というものがあります。この画像にピンと来るかたは、池山と一緒の宇宙(好き)ですね(笑)そうです。この写真は小惑星探査機「はやぶさ」がオーストラリアのウーメラ砂漠めがけて大気圏に再突入し、耐熱カプセルを放出したあと燃え尽きてしまう時の写真です。

池山は自他ともに認める宇宙(計画)好き、なんですね。かっこ書きはなぜかというと、実は宇宙が好きなんではなく、人間の「宇宙計画」が好きなんですね(笑)

90年代の名作映画、「アポロ13」はDVD持ってますが、10回みたら10回泣きます(笑)。それも、再突入のシーン。「通信途絶から3分」「5分」「アクエリアス、こちらヒューストン」。。。。。返答がない。。。。。

そこに、大写しになるパラシュート!

ここで必ず泣きます(笑)

なぜ自分が宇宙計画好きなのか、掘り下げてみました(笑)
結果きっと「プロジェクト好き」なんだと思うんですね。困難を乗り越えて、みんなで協力して、みたいなのが好きなんでしょうね。

この小惑星探査機「はやぶさ」にしても、非常に多くの困難を乗り越えての大成功でした。ご興味のある方はぜひ、こちらを読んでみてください。プロジェクトを成功に導くヒントがあるかもしれません。


はやぶさ、そうまでして君は~生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話 [単行本]

2012年4月26日木曜日

ダイアローグインザダーク



最近読んだ本の中で一番感銘をうけた一冊。
現在東京で行われているソーシャルエンターテイメント、「ダイアローグインザダーク」似ついての一冊。
真っ暗闇の中を視覚に障害のある方のアテンドで入っていくエンターテイメント。(まだ行けてない!行きたい!!)

その視覚に障害のある方と脳科学者で有名な茂木健一郎さんとの対談が半分以上収められている一冊。そのなかで、目の見えない方の生活や考え方が目からウロコ。

・目の見えない方が新聞を買う?
・目の見えない方が、携帯で写メール?

目の見える我々の想定がいかに一方的であることか。「多様性」といいながら、いかに限られた範囲(例えば目の見える人の中で)で「多様性」を考えていた事か。

これから取り組むべき事に示唆を与えてくれた一冊。


2012年4月25日水曜日

アイディアラボ〔β〕第6回ワークショップβ006開催しました!


さあ、さあ。さる4月20日、アイディアラボ〔β〕の第6回ワークショップ、β006を開催しました。今回は3週連続の中日(なかび:ドラゴンズとは無関係です)!

 そうです、担当はご存知、「男米山哲司」です。
今回のワークショップのキーワードは、ずばり「スピードスター米山」














これは池山がワークショップ中にiPhoneアプリのZen Brushで書いた書道もどきです。今回の米山さんは、本当に「スピード感」「ライブ感」があった。息もつかせぬ展開でした。内容について、詳細は避けますが、いくつか写真と、参加者の方からのコメントを紹介したいと思います。











これは僕も実感です。僕にはないスピード感ですね。僕の場合は意識してかせずか、どちらかというと、スロー、リラックスな雰囲気になりがちですが。今回の米山流はスピード感と緊張感がありましたね。



今回はポストイットを多用しました。これは、あちこちで言っているんですけど、いろんなふせんがありますが、今のところ、3Mさんのポストイットが一番いいですね。

糊の強さ、紙質、紙の厚み、どれをとっても今のところは最高ですね。







ホワイトボードにどんどんポストイットを貼り付けていきます。もう貼れないくらい、どんどん参加者さんの思考の断片を視覚でとらえられるようにしていくかのようです。


これ、意外なんですが、今回スライドを写すスクリーンの位置を反対にしました。なんでこんなこと思いつかなかったの、これがいいに決まってるじゃん、と二人で話しました。

でも、こんなことってきっとみなさんの身の回りにもあるんじゃないでしょうか。当たり前を疑う。これは、大切な気がします。







プレゼンも盛り上がりました。今回面白かったのは、プレゼンの方法を自分たちで工夫するグループがあったことですね。

内容を洗練させることももちろんなのですが、伝え方を工夫しようとしたグループが自然発生的に出たことが面白かったです。








この写真を見てください。このテーブルは実は3人がけで、奥に二人、手前に一人かけてらっしゃいます。

よく見てもらうとわかるんですが、ポストイットが二人がけの方をむいています。










このテーブルは二人、二人かけですが、ポストイットの方向を見てください。みんなが平等に見れる方向に貼られています。

いい、悪いということではありませんが、こういった気配りというのは、もしかすると合意形成に関して、大切になってくるような気がしますね。




さあ、明後日はβ007です。今回は、今までの全てをつぎ込んだワークショップを作りました。事前課題は今夜が締切です。みなさん、楽しむ心を持ってお越しくださいね!

2012年4月24日火曜日

アイスブレイク


これは、先日のβ005の一コマです。「ギフトボックス」というゲームをしているところです。ゲームのルールは簡単です。ギフトボックスに入ってるものが何かをみんなで相談して当てる、というものです。もちろん、箱を開けてはいけません。でも、持つことはかまいませんから、みんな横に振ったり、縦に振ったり。そおっと傾けてみたり(笑)。冗談で「こぼれる!」とか言ってみます(笑)。



中身もギフトボックスも100均で買ったものですから、1セット¥200です。結構盛り上がりますよ。何人かで打ち合わせをはじめる前などにやってみると面白いと思います。このときは、ルールを一つ追加しました。決める時に多数決は禁止です。みんなで合意するまで話し合いましょう、というルールです。



  さて、このゲームの目的はなんでしょうか。単なるゲームではありません。これは、「簡単なことに対してみんなが発言する」ということが目的です。そして、多数決でなく合意を形成することも重要です。「箱の中身はなに」という単純な問題なら、知識、経験、年齢、性別などを乗り越えて誰もが発言することができます。保育園児でも発言できるでしょう。「たわしだよ!この音はたわしにちがいない!」という人もいますし、「いや、タオルじゃない?軽いし」という人がいます。人は多様ですから、当然みんな言うことが違います。それを遠慮なく言える場を作ることが目的です。


会議の最初の部分でみんなが一言ずつ発言する、といいうことは思いのほか重要です。最初に発言しないと、最後まで発言せずじまい、ということになりかねません。
 こうやって、会議のはじめの方で、みんなの固い気持ちを解きほぐして、発言しやすくするゲームなどを「アイスブレイク」(氷のように固いのを溶かす)と呼んでいます。最も手っ取り早いのは「近況報告」です。自己紹介などと固くならずに、最近の近況を報告してもらうんです。そこで、仕事を少し離れたプライベートのことを話したりするとなお良いですね。なかなか、難しいと思われるかもしませんが、実は簡単です。


自分が最初にプライベートの話をすればいいんです。「先日妻の実家に行きまして。。。」と進行役が話しだせば、たいていそういう話に流れて行くものです。これをやるだけで、驚くほど会議は柔らかい雰囲気になります。ぜひお試しください。

2012年4月23日月曜日

Don't think. Feel!

 下はβ001の告知文です。副代表米山のブログに掲載されたもの。

 この告知をしたときには、一つ一つ二人で打ち合わせ、確認しながら作り始めました。 定員は何名か、参加費はいくらか、場所は? 

アイディアラボ〔β〕。これまでに6回のワークショップを開催し、のべ100名近い方のご参加をいただきました。

スタートは仙台の石井力重さんを招いてのアイディアワークショップでした。その後の懇親会ですべては始まりました。

手探りでワークショップを組み立て、そして6回実施し、今週(4月27日)はβ007を行います。

自分たちで積み重ねたもの。
ご参加の皆さんから教えて頂いたもの。

初心を思い出して、最高のワークショップにしたいと思っています。

Don't think. Feel!
今のアイディアラボ〔β〕の合い言葉はこれです。
ぜひ楽しむ心をお持ちください。
お会いできる事を楽しみにしております。
これまでありがとうございました。
そして、これからもアイディアラボ〔β〕をよろしくお願いいたします。

アイディアラボ〔β〕 池山敦/米山哲司



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アイディア・ラボ〔β〕  ~社内課題の78%は〝アイディア〟で乗り越えられる!~
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■とき 第1回(β001) 平成23年9月16日(金)19:00~ (所用時間:2時間前後)

■ところ 「ぴのまちcafe」  (松阪市日野町788カリヨンプラザ1階)

■趣旨 「ホントに社内で役立つ〝アイディア創出力〟とは?」を 本気で手に入れていく勉強会です。 「〝アイディア創出〟は自転車に乗るようなものだ」と言います。 一度でもキッチリと乗り方を覚えると、 しばらく乗っていなくても、次はスッと乗れるものです。 そう、アイディアを生むことは「運」や「センス」ではないのです。 「教わるチャンスがなかっただけ」なのです。 そのような同じ想いを持つ方々と共に、 〝楽しみながら経験ができる場〟を設定しました。 ここの場の活用方法はさまざまです。 ここでスキルアップしたメンバー同士で、 アナタの会社の課題を乗り越えていくこともできます。 つまり、ここでの出会いでアナタは複数の脳ミソを持つこととなるのです。 また、一緒に新商品開発をする、懸賞にチャレンジするなど アイディア創出をレジャーのように楽しむこともできます。 「本気のアイディア創出」と「楽しむアイディア創出」の両方がこの場にはあります。 これは求められつつも存在しなかった「場の創造」であり、 アイディア豊かな人同士の「出会いの創造」でもあるのです。 三重県内には日本創造学会の会員が2名います。 その2名がナビゲーターを務めます。 課題の78%がアイディアで乗り越えられるのかを一緒に検証しましょう。 アナタが上司から「キミのアイディアは役に立つ!」と認められ、 社内外で良い結果を出してもらうことがゴールなのです! 

■講師 池山敦 (38)  ・日本創造学会会員  ・行政書士、経営コンサルタント  ・ミーティングファシリテーター  ・国立新潟大学法学部法学科卒  ・国立三重大学大学院地域イノベーション学科に在籍中  ・県内企業、NPOなどでアイディア創出とイノベーションを支援することをライフワークとする  ・既婚、1女の父

 ■対象 この会へは、どなたでも参加できません。 ご参加は下記のひとつ以上に当てはまる方に限らせていただきます。  ・企業の従業員であること  ・年齢が28歳~40歳であること  ・企画力UP、アイディア創出力UPに興味があること ※どれかひとつに当てはまればご参加いただけます。つまり50歳でもサラリーマンであればOKです。 

■参加費 2,500円(1ドリンク付き)

 ■申込み締切日 8月31日(水)

 ■定員 16名 (埋まり次第、締切り)

 ■お申込み方法 参加には事前のお申込みが必要です。パソコンか携帯のメールでお申込みください。 件名に「9/16 β001参加希望」とし、 本文に「氏名・年齢・会社名・TEL」の4点をご記入の上、下記まで送信ください。  ※着信後、3日以内に「受付完了」のメールを返信します。  【申込み先メールアドレス:info@tsutaetai.jp】
  ・・・・・・・〔申込みフォーム〕・・・・・・・・
○氏名…  
○年齢…  
○会社名…  
○TEL…  
・・・・・・・〔申込みフォーム〕・・・・・・・・ 


■問い合わせ/主催 アイディア・ラボ〔β
〕管理人:池山敦/米山哲司 (日本創造学会会員)
 info@tsutaetai.jp      
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【β002 予告!】       
日時:10月21日(金)19時~       
講師:米山哲司        
※詳細はのちほど、まずは日程の確保を!      
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2012年4月20日金曜日

本日はβ006!


今日はアイディアラボ〔β〕の第6回ワークショップ、β006です!おかげさまで、≒満員です。あれ、最終的に満員になったのかな?ちなみに、不肖池山がアテンドさせてもらう来週のβ007も≒満員で、現時点であと1席くらいはあいてるのではないか、と思います。もし気になる方はお早めにどうぞ。詳細はこちらを見てもらったほうがいいですね。この記事の下のコメント欄をご参照ください。



さて、今回アテンドを務めるのは、ご存じ、男米山哲司!さて、どんなワークショップが飛び出すんでしょうか。これは、以前にも書きましたが、我々二人の間では簡単なアウトラインしか交換しないんです。だから、毎回僕は彼がどんな技を繰り出してくるのか、会場で参加者さんと同じ状態で感じてます。それもまた一つの刺激になってます。

ご参加の皆さん、いつものように雨ですが、気を付けてお越しください。今夜もぴのまちカフェが会場です。
楽しむこころをお忘れなく!

2012年4月17日火曜日

工場見学


今日は米山さんやMブリッジのメンバーと某工場を見学させてもらってきました。
今日はじめて、自分がこんなに工場萌えだということに気がつかされました(笑)
この配管の美しいこと(笑)
なぜ工場が美しいのか。やはり、それは究極の機能美だと思います。


今日見学させてもらった工場では、工場から出す排水を限りなく少なくし、ほとんどの水は工場の中で濾過、浄化して再利用しているそうです。そのために、工場の敷地の20%のスペースが使われているそうです。
さらに、山を開発して作った敷地の10%は調整池が占めていて、調整池とその周辺の土手などで1万坪もあるそうです。
なるほど、環境配慮型の工場なんだなあ、とつくづく感じました。

2012年4月16日月曜日

アイディア創出ワークショップ第5回、β005を実施しました


アイディアラボ〔β〕主催の第5回アイディア創出ワークショップ、「β005」を去る4月13日に開催しました。今気がつきましたが、13日の金曜日でしたね(笑)

まったくそんな不吉さはどこ吹く風の、自分で言うのもなんですが、いいワークショップになったと思います。今回のテーマはキッチン雑貨でした。


今回はアイスブレイクもかねて、「ギフトボックス」というワークを行ってみました。100均で買った大小さまざまなギフトボックスの中に、これまた100均で買ったキッチン雑貨が入っています。各グループふたを開けずに傾けたり、ふってみたりしながら、中身を当てました。ルールは一つで、全員で合意を形成する事、そのときに多数決は禁止、としました。
実は、4チーム中1チームだけが見事に的中!これにはおそれいりました。拍手喝采でした。


今回は、「ideabox」と名付けたエクセルシートを使って、みんなで考えた、一つのテーマに対する概念をシャッフルし、それを見ながら強制発想する、としました。アイディアは手法を上手く使えば、誰にでも出せる、ということを感じてほしい、という期待がありました。


また、各自出したアイディアスケッチを強化するときに、水平思考のショートバージョンをやってみました。帽子の色は、黄色、黒、緑。なかなか効果的にアイディア強化できたようで、非常に魅力的なアイディアが多く見られたように思いました。僕のお気に入りはこちら。


包丁をとんとんする動きで発電する、っていうものです。その発電する電気はどこへ送るのか、不明ですが、なんとなく可能性を感じるグッズです。災害で停電したときにみんなが包丁をとんとんしているのは、非常にシュールな映像ですが(笑)


今回特筆すべきなのは、参加者さんのスキルが高く、アイディアの強化の水平思考の段階でまず、ビジュアル化して考えてらっしゃる風景があったことです。アイディアをビジュアル化するのは非常に大切な事です。アメリカのデザイン会社IDEOのブレインストーミングの7つのルールの中にも「映像化して考える」という項目があります。これは、非常にうれしいことでした。



もう一つ特筆できる事は、これもアイディア強化のステップの中だと思うのですが、そのままチェックリストカードにしたような項目をチェックしているグループがありました。今回は、黄色の帽子でいい点をあげ、黒い帽子でネガティブを出し、緑の帽子でさらに克服、って感じで行ったんですが、水平思考のたまものかもしれませんね。


最後に参加者さんは鋭いな、と思った出来事ですが、こんな感想をいただきました。頭脳パンを用意したり、綿菓子を用意したアイディアラボのお菓子でしたが、今回忙しかった事もあり、深く考えずに買ってしまいました。まさに神は細部に宿る。次回池山が担当するβ007では心を入れ替えて、楽しいお菓子を探す所存です。

いずれにせよ、参加の皆さんまことにありがとうございました。
なお、ideaboxのエクセルシートですが、ご希望の方には差し上げますので、池山あてメールをお送りください。

2012年4月12日木曜日

明日はアイディアラボβ005ですよ


さあ、いよいよ明日はアイディアラボβの第5回ワークショップ、β005です。
それに先立ち、参加者の皆さんにお願いしていた事前課題の提出期限が昨夜でした。提出いただいたみなさん、ありがとうございました。
それにしても、いつも僕の担当の回の締め切りは、21:35とか、19:55とか、びみょーな時間ばかり(笑)特に深い意図はないんですが、というと怒られますかね(笑)

昨日、今回ご参加いただく方に偶然別件でお会いして、「いやーまだ課題出してないんですよね。。。今日締切りですよね、締め切りは21:35でしたね」と言っていただきました。これで、微妙な時間を締切りにした意図は達成されています(笑)

そうです、微妙な時間を締切りにしたり、待ち合わせにするのは、少しでも印象づけて覚えてもらいたい、っていう意図がほんの少しあります。ですから、僕は人と待ち合わせをするときに、「○時50分」とか、「○時20分」とかビミョーな時間を指定したりします。

これは、僕自身にも問題があって、午後イチの会議って13:30始まりと、13:00始まりとあると思いません?スケジュールはgoogleカレンダー(このブログの下のほうで閲覧いただけます)で管理していますが、そこには13:30って入れてあるけど、なんか「今回は議題が多いから13:00からにしましょう」って言ってたような。。。っていうときがあるんですね(笑)

だから、間違いのない、毎回微妙な時間、20分とか50分とか、はたまた35分とかに設定したりすると記憶に少しでも残りやすいかな、と思ったりしています。

2012年4月11日水曜日

情けは人のためならず


妻の誕生日には、妻に。
娘の誕生日には妻と娘に。花を買って帰ることにしています。今度息子が産まれたので、妻に花を買う日がまた一日増えました。ありがたいことです。
こういうと、世間の女性にはウケがいい(笑)。世の男性諸君、ぜひ奥さんの誕生日には花を買いましょう(笑)
こんな事をいうと、評価を下げてしまいそうだけれど、花は本当にウケがいいですよ。ぜひ。
買うときにはネットで花屋さんを調べて、仕事の帰りに受け取れるように頼んでおけばいいですよ。しかも、金額と「妻の誕生日の旨」、それから好きな色や、年齢等を参考情報として話しておけば、後は中身はおまかせでできます。いずれ枯れてしまう物ですが、うちでは水分補給のジェルなんかを抜いて、部屋に逆さまに吊るしドライフラワーにして保存しています。「去年のはちょっとしょぼかったね」なんて家族で話すのもまた一興です。

個人的には、花を買ってそれを車に乗せて買える時の気分が好きです。
花を贈られて、怒る女性はいない(まあ、場合によりけりかもしれませんが(笑))と思うし、うちの妻は通常通り喜んでくれます。だから、花を買って買える時は妻が喜ぶ事が分かっている訳で、ほくほくした非常にいい時間な訳です(笑)。

そのときにいつも思います。自分は妻のために花を買っているのだろうか、それとも自分のために買っているのだろうか、と。

これはよそにも書いたんですが、この気持ちは墓参や寺参り、ひいては宗教にもつながる物ではないか、と思うのです。

墓参は誰のためにするのでしょうか。僕は個人的には、お墓参りをしたあとの爽快感を得るため、自分のためにしています。先祖の墓に手を合わせる事によって、自分がよい事をした、という自覚により自分の魂が浄化されるような気がするのです。
神社の境内でこころがすーっときれいになるような感覚を得るために、神のもとに詣でるのです。あくまでも個人的にですよ。

最近気がついたんですが、これは自分の場合仕事にも当てはまるようです。だれかに喜ばれることにより、自分自身が自分自身を誇れる。そういう仕事をしたい、と思っているようです。セルフイメージを強化して、自分の中で満足しているんでしょうかね。

タイトルに掲げたことわざ、「人に情けをかける事は回り回って自分のためになるのだ」という意味が本来ですが、「情けをかける事は人のためにならないから、やめたほうがいい」という意味に誤解されていることが多いとか。

偶然にもイエスと孔子が同じ事を表と裏から言っていますが、「黄金律」これにつきるのではないか、と思っています。池山は宗教家ではありませんし、特定の宗教を信仰している訳ではありませんが、やはり人間には魂の救済が必要なのかな、と。そのためには、やはり、

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」(『マタイによる福音書』7章12節)

「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」(『論語』巻第八衛霊公第十五 二十四)

だと思うのです。なんだか、今夜は嫌に説教臭くなってしまいました(笑)
こんな夜も、まあ、よしと。

2012年4月10日火曜日

ワークショップデザインの心






これは某大学のご依頼により過日実施したファシリテーションを学ぶためのワークショップ中のMブリッジスタッフからの僕への伝言メモです。机にうずたかく積まれた書類の山をスキャンして、スキャンして、スキャンしたころに、出てきました(笑)
その時の模様が次の写真です。ちょうどみなさんがしゃがんでいる写真がありました。



このワークショップについての詳細はこちら。

このワークショップに対するアンケート結果はこちら。




このときは、少し年齢の高いかたがいらっしゃいました。その時に、スタッフから手渡されたポストイットのメモが今回ご紹介したものでした。

ワークショップのデザインの根っことは。参加者の皆さんの多様性を理解し、認めること。そして、参加者の方の今までの人生を認めて、受け入れること。それぞれ違う人生を生きた人たちが、今ここに会している。その人たちがその場で紡ぎだすものを認め、受け入れること。そんな風に思っています。

その時に、次のようなことを少しアナウンスしてあげると場の雰囲気がよくなります。よろしければ実践してみてください。

「参加したくないゲーム(ワーク)は参加しなくていいですよ。」

人は多様です。たとえば人との肉体的な接触(それが手をつなぐ、という単純な行為でも)が苦手な人がいます。それから、暗闇が怖い人がいます。人前に立つと極度に緊張する人がいます。人前で話すと、少し吃音が出る方もいます。ここでは、何も強制しませんよ、あなたはくつろいで、ここにいていいんですよ、ということを伝えてあげてください。

「寒いとか暑いとかないですか?あったら言ってくださいね。なるべく快適にしたいと思いますので」

こういってもあまり「暑い」とかっていう言葉は出てこないことが多いです。でも、一言いうのと言わないのでは、違うと思っています。あなたが快適に過ごしてもらうためにこちらは何かする用意がありますよ、というメッセージだと思っています。

円滑なコミュニケーションは、ほんの一言がきっかけ、ということがよくあると思っています。

2012年4月9日月曜日

スライド作成について


今日は集中して、アイディアラボのβ005のスライド作りをしました。明和のオフィス(スタバ)で。4時間くらいでしょうか。集中すると速いですね。



最近の池山の中でのスライド作りのトレンドとしては、simplestというか、よりシンプルに、もっとシンプルに。
何年か前に作ったスライドと比ベて見ると一目瞭然ですね(笑)
ちなみに、画像についてはインターネット上で無料で使わせてもらえる写真を探して使っています。
ここで、お礼を。いつもありがとうございます。


なぜシンプルがいいのでしょう。それは、プロジェクターというものの特質も関係していると思います。
例えば映画。映画館の画面の真ん中に箇条書きでヒーローの特徴が出る事はまずないですよね(笑)
だって、いくらスクリーンがでかいといってもやはり読みにくいし、第一かっこ良くない(笑)
でも、そんなことスライドではみなさんよくやってますよね。

例えば配布資料はスライドのそのままのハードコピーってこともよくありますよね。あと反対に、配布資料のPDFをプロジェクターで映しちゃうパターンも。

配布資料とスライドはやはり分けるべきだと思います。(池山はあまり(全く?)配布資料を配らないので、時折苦情をいただきますが。。。(笑))

スライドはあくまでも「ショー」の一部。かっこよくありたい。そう思っています。
また、スライドにあまり沢山の文字を書き込むと、スピーカーの話しに注意を向けてもらえなくなる気がします。みなさんもテレビを見るときに、字幕を当てにして、あまり話しを聞いていないときありませんか?(池山はすごくあります(笑))



無意識のうちにテレビでは、「肝心のところは字幕が出る」と思っている自分に時折気がつきます。
これは、今の子どもにも言えていて、口頭での説明を聞き取れない子どもたちが沢山います。大人もそんな様子ですから、当たり前と言えば当たり前です。

プレゼンテーションはオーラルが基本です。あくまでも、スピーカーのスピーチを補強するもの、それがスライドだと思っています。

2012年4月4日水曜日

DSP着々と進行中


アイディアラボのスピンオフプロジェクトであるDSP。
今日は第3回のMTGでした。
今回は、一つの概念を2分割していくというワークを行い、DSPのメインテーマを掘り下げました。
今回のワークは、こちらの書籍で紹介されている「サクランボ分割法」というやつです。
例えば、「サクランボ<」と書いて、サクランボを二つの要素に分割します。
例えば、サクランボは「傷みやすい」「甘酸っぱい」と分割するとしましょう。

その二つをさらに「痛みやすい<」「甘酸っぱい<」として、分割していくイメージです。

       痛みやすい<
サクランボ<
       甘酸っぱい<

この「<」がサクランボの枝に似ているから、付けられた名前だと思います。



今回、DSPメンバー4名(1名欠席)でやってみたところ、驚くべき事がわかりました。
同じテーマについて各自が分割法を行っていったんですが、重なっている言葉はわずかに3つ、4つだけです。
全体では、これだけ概念がでているのにです。

今回は盛り上がりすぎて、このすべての概念を再構築するだけの時間がありませんでした。次回は時間をしっかりとって、そこに入りたいと思います。

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アイディアラボβ 007に後少しだけ空席がありますよ。
ご興味があるかたは、お急ぎください。
詳細はこちらでご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/chi-navi/e/1360e03b08530a0fa3fe94f4982e170d