2012年9月16日日曜日

ちょうど一年前

ちょうど一年前の今夜。
そして、今。19:00。
アイディアラボ〔β〕の第1回ワークショップ〔β001〕がスタートしました。一年間に8回のワークショップを行いました。毎回ほぼ満員の皆さんにお越し頂き、のべ100名以上の方にアイディアラボにご参加いただきました。

思い返せば、石井力重さんのワークショップに参加させてもらって、米山さんと懇親会でお話しさせていただいたのが、そもそもの始まりでした。
 ちょうどその頃、石井さんも仙台で「ブレストカフェ」というイベントをしておられて、我々もやろう!っていうのがことの始まり。

 あろうことか、このアイディアラボの活動から、スピンオフして、一般企業さんからのご依頼で企画会議を一年間のプロジェクトで請け負ったり、県内NPOさんから研修のご依頼を頂いたり、この秋にも何件かワークショップのご依頼を頂いています。


その一般企業さんからのご依頼の一環で、ママを対象としたワークショップも複数回行いました。今後も行う予定です。




少し前に、第1回の〔β001〕の告知分はご紹介しましたので、今回はその前の池山と米山のメールのやり取りのなかであった、アイディアラボ〔β〕のネーミングの案を幾つかご紹介しましょう。やりとりがなかなか面白かったので、そのまま紹介します(笑)

米山さん
ブレストカフェ(仮)なんですが、
なんか、ちょっといい名前ないでしょうかねー

ブレインライティングみたいにして、
ちょっとアイディア出ししてみませんか。
10こずつとか(先攻有利ですね(笑)

ブレストカフェ
アイディアフェ
アイディア活動(アイカツ)カフェ
脳嵐(ノウラン)カフェ
発想カフェ
ひねり出し茶房
脳内カフェ
ブレインシェイク
思いつきカフェ
ひよこカフェ

最後はかなり苦し紛れですが(笑)
では、次は米山さんの番で(笑)

いけやま
 
・ブレストカフェ「アゴラ」
・ブレストラボ「脳の翼」
・ブレインの翼
・脳力 カフェ
・アゴラカフェ
・アイデア120%塾
・月イチ・ブレストラボ
・ブレスト&チャンス
・無限大ブレスト
・企画王

ん~
タイトル付けもβ版のワークの中でやっちゃいますか?
ヨネ

アイディアラボ
あいたま(アイディアのたまご)
アイディアボックス
1000000ideas(
カウントして行って百万個のアイディアを出すまでやる)
アイ力カフェ(あいりょくかふぇ)
アイディア屋本舗
ブレイン×ブレイン
アイディアトライアルカフェ
アイディアデスマッチ(笑)
アイディア一本勝負
 
出張前に!

ハイパーブレインマーケット
アイデアパラダイス
ブレストパラダイス「アゴラ」
ブレストの楽園
プレストパワー
ビジネスブレスト
1000000ideas ←読みを「ミリオン・アイデア」と。
三重ブレストランド
アイデア創出カフェ
ブレストパーティ

nnovationカフェ
Mideaカフェ(M(三重/松阪)+アイディア)
アイディア道場
ミリオネア・アイディア
ビジネス・アイディア教習所
ビジネス・アイディア創出塾
真実のアイディア
簡単アイディア発想塾
アイディア交差点
アイディアクロスロード

よぉ~し!

良質量産アイデアファクトリー
アイデア社
ひらめき工房
一粒万倍アゴラカフェ(←
元々やろうとしていたアイデア創出事業の名称)
アインシュタイン・ラボ
ダヴィンチ・ベイビー
ラブ&ピース&ブレインストーミング

7個やけど…
すまぬ。
 
100までいきましょう!(笑)
いけやま

73 アイディアの納戸
72 イノベーションの引き出し
71 アイディア道具箱
70 イノベーション・ツールボックス
69 アイディアツールボックス
68 アイディアおもちゃ箱
67 ブレイン・スクランブル
66 学びの竜巻
65 学びの嵐
64 脳みそ交差点
63 イノベーション・ラボ
62 i-ラボ
61i-カフェ
60コペルニクス的カフェ
59 ガリレオ・ラボ
58 コペルニクス・カフェ

いい感じでアホらしいのも出てきました。

90 ビジネスアイデア勉強会
89 アイデアとビールの夜
88 リアルアイデア
87 アイデア法則発見会
86 「アイデア×価値創造」実験室
85 金曜夜のアイデア部
84 社外アイデア部
83 アイデア・ポジティ部
82 企画部アイデア課
81 社会人のためのアイデアパワー養成塾
80 アデイア
79 2年後に花が咲くアイデアの種を撒く会
78 アイデア・アウトプット
77 アイデア&ビジネスブレイクスルー
76 アイデア・トルネード
75 アイデア・カーニバル
74 アイデア・フェスティバル

後三つはおゆずりします(笑)
すごいの出してくださいね(とプレッシャーをかけておきます(
笑))

いけやま

97 βーファクトリー
96 アイディア地図
95 アイディア戦隊ブレストン!
94 企画会議β
93 特命社外アイディア部
92  i&b Labo(アイディアとビール)
91 アイディアカフェβ(仮題がそのままとか)
 
こりゃ、ズルイわぁ~(笑)
 
100 アイデア創出トレーニングラボ
99  アイデア会議所
98  アイデアライフ研究所
 
これでご勘弁を。
 
どうやって決めます?
 

2012年9月13日木曜日

情報の量

かなり昔になるのですが、このグラフを紹介しておきながら、その中身を説明していないことを突如として思い出したので、ちょっとこの記事をエントリーしてみます。

これは、以前にアイディアラボ〔β〕のオープンアワー(ソーシャルランチみたいな感じです。またやりたいですね。みなさん、いかがですか?)でHさんとお話していたときに、仮説を持って一つのことを調べてみて、それをグラフにしたら、あまりにはまったので、2人で大笑いした内容だったのです。

これは、なにか。これは、実はUSBメモリの容量を発売年でプロットしたものです。2009年賀最後ですが、256Gというのが最終となっています。スタートの2000年が16Mからスタートしていますから、一体何倍になるんでしょうか。

その時の仮説は文明の発展というのは、実は一次関数のような直線ではなく、2次の曲線になる、という仮説でした。詳細はともかく、イメージはばっちりでしたね。

さて、今日なぜこの話を思い出したかというと、Facebook上である方と、「情報についていけない」というお話をしたのでした。

以前にグーグルの検索結果が全てA4にプリントアウトして家に届いたら、数tになる、っていう馬鹿げた計算をご紹介したこともありますが、現代の情報の量は半端ではありません。

では、この時代には情報とはどうつきあったらいいのでしょうか。池山の事例をご紹介します。

池山は情報は主にRSSリーダーでとっています。時事、ソーシャルなことに関すること、テクノロジーに関すること、などいくつかのニューススタンドをRSSに登録していて、その見出しだけを一日に数百だと思いますが、読み飛ばします。ときおり、気になる記事は本文まで読みますが、それは一日に数十だと思います。

あとは、ツイッター、Facebookからの情報ですね。知人がアンテナに引っかかったことをキャストするものを拾っています。これは結構バカに出来ない。

さて、ここに共通するのは、間に誰かが情報を収集して届けてくれる、ということですね。ニューススタンドについては、そのジャンルをまとめてくれるサイトがポイントです。

こうやって、情報を集めて紹介したりしてくれるヒトを「キュレーター」その行為を「キュレーション」といい、もともとは美術館や博物館の学芸員さんのような仕事のようです。

これからの時代、情報が今以上に多くなることが予想されます。その情報の波にまともにぶつかると溺れてしまうので、その中で流れのいいところ、波の弱いところを見つけて泳ぎきる、というスキルがこれからの時代には必要とされているのだと思います。

この一冊が参考になりました。
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 佐々木 俊尚 

そんなに得意ではないのですが、技術的な話を少ししておくと、RSSリーダーはこれをつかっています。Googleリーダー

気になるサイトのURLを放り込むとそこからRSS(更新したら知らせてくれるもの)をピックアップして登録してくれます。あとは、iPhoneのアプリで毎日チェックするだけです。

iPhoneアプリでは、未読のRSSがバッジに数で表示されるので、半ばノルマな感じで見て行くのですが、池山の場合でだいたい一日300〜500くらいの感じです。

テレビは見ませんし、新聞も取っていませんが、なんとかこれで時代について行けるようです(笑)

2012年9月4日火曜日

「ファシリテーション心技体」終了しました

去る9月3日に松阪市市民活動センターにおいて、「2012年度 ネクストドア講座「ファシリテーション心技体」」を実施させていただきました。

ちょうど20名のご参加をいただき、なかなか盛況でした。
一枚目の写真はこれは、事前の準備ではありません(笑)これも講習、ワークショップ中の一コマです。池山のワークショップではときどき、こうやって参加者さんは机を運ばされます(笑)。

言い訳のようですが、これには実は意味があります。これは、ご自分達で机や椅子を動かしてもらうことによって、「一緒に場を作っている」という感覚を持っていただきたいと思っているんです。

今回の講座では、ファシリテーターを「恊働促進者」と定義しましたが、もっとつっこむと、池山の中ではファシリテーターは「中立な立場で、主体的な参加を引き出し、合意形成を助け、恊働を促進する」と定義をしています。この机運びは、そのなかの「主体的参加」ということに関連しています。

 「自分ごと」として会議をとらえる、ということは意外と意識されていないのではないか、と思っています。机に座れば資料が置いてある。ペットボトルのお茶が置いてある。そうやって、誰かに依存していると会議は「ひとごと」のようになってしまいます。

そして会議が上手く進まないと、「議長」に責任を求める。実は会議はひとごとではありません。本来その会議の結末いかんがおおきく影響を及ぼすのは、その会議の参加者さん自身のはずです。ここを勘違いされていることが多い。そして、その勘違いはファシリテーターのなかにもあります。良い結論が出ないのは「ファシリテーターが悪い」と思いがちです。

でも、実はそうではなく、大切な結論を出すのは、「参加者さん自身」なのです。ここは大切なところだと思っています。

その、主体的な参加を引き出すための一つの方策が、「話し合いの場をみんなで作る」ということだと考えています。小さなことですが、一つのきっかけになれば、と思って、ファシリテーション関係のワークショップではよく実施しています。

もう一つ、言い落としていたことに、「ファシリテータに唯一無二の姿はない」ということがあります。だれもが理想のファシリテーター像、というのはお持ちなのかもしれませんが、実は目指すところはそこではなく、「あなたなりのファシリテーター像」でしかないのではないか、と思うのです。
池山がファシリテーターになると、こんな場になりますが、これを全く同じプログラムを他のファシリテーターが進めて行くと、きっと違う場になると思いますし、それで良いのだと思うのです。

会議はそこの場に居合わせた方の、総和でなく「相乗」で決まるのが理想だと思っています。「相乗」とは5人いるから、全ての足し算ではなく、その足し算の結果、「総和」よりも大きくなるべきということで、これはこの日にお話しした「ファシリテーターの信念」と同義です。

「相乗」ということは、当然参加者一人が変われば、結果も変わるはずです。それが、ファシリテーターであれ、参加者であれ、一人変われば会議のバランスは変わると思います。

ワークショップの最初の方で多様性について感じてもらいましたが、ファシリテーターもまた多様で良いのだと思うのです。 ですから、他の人になろうとするのではなく、あなた自身のままでファシリテーターになっていただきたいと思います。

ここに、もう一つ、ファシリテーターになる人以外の人が、ファシリテーションについて学ぶことの答えがあるのではないか、と思っています。
 会議は人の集団であり、参加している人の発言や、行動が変われば会議のバランスが変わるのではないかと思うのです。つまり、今回の講座を受けていただいて、ファシリテーションについて、なにかを感じて頂いた方が、次の会議で少し変ってもらえれば、今までと同じメンバーの会議の中のバランスが少し変わる。そして、それは良い方に変わるのではないか、と思っているのです。

最後になりましたが、ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。またお会いできるとうれしいです。

β008、超満員にて開催しました!感謝!

去る8月31日に松阪市日野町の「ぴのまちカフェ」にて、アイディアラボ〔β〕の第8回、〔β008」を実施いたしました。

今回は、当日キャンセルの方を含めて30名のお申し込みを頂き、26名のご出席を頂き、とてもにぎにぎしく開催されました。参加いただいたみなさん、誠にありがとうございました!

今回は、米山副代表が担当し、いつもの「がちワークショップ」といった感じでなく、どちらかというと「トークショー」に近い内容で実施いたしましたが、ご参加のみなさんには楽しんでいただけたようです。いただいている恒例のポストイットアンケートは近日中に公表いたしますので、もうしばらくお待ちください。


トーク中心ではありましたが、その中には参加者さん相互の対話もあり、その部分も非常に盛り上がっていました。
こういった、いろんなジャンルの方とあっていただけるのも、アイディアラボ〔β〕が支持を頂いている理由なのかも、と米山、池山の2人で話しました。


詳細な内容については、ノウハウにも属するものなので、お話しするのは控えますが、副代表の米山が過去に行ったイベントの企画を例に、企画を立ち上げるときに、いかに立体的な企画にするか、といった内容で、参加者さんはしきりにメモを取っておられました。



この夜は、中日新聞社の記者さんが取材に来てくださったんですが、その記事が9月2日の朝刊に掲載されました。中日新聞さん、ありがとうございました。





さて、実は10月5日(金)の夜に次のアイディアラボ〔β〕の第9回ワークショップを実施するんですが、残念ながら16名限定の座席が、56時間ほどで全て埋まってしまいました。
現在、キャンセル待ちの募集を行っております。毎回、お仕事のご都合や、体調等でキャンセルされる方が何名かいらっしゃいます。ダメ元でキャンセル待ちで申し込んでみてください。詳細はこちらです。

そうそう、中日新聞さんに、近日中にもっと大きな記事がでるかもしれませんので、またお知らせしますね。