かなり昔になるのですが、このグラフを紹介しておきながら、その中身を説明していないことを突如として思い出したので、ちょっとこの記事をエントリーしてみます。
これは、以前にアイディアラボ〔β〕のオープンアワー(ソーシャルランチみたいな感じです。またやりたいですね。みなさん、いかがですか?)でHさんとお話していたときに、仮説を持って一つのことを調べてみて、それをグラフにしたら、あまりにはまったので、2人で大笑いした内容だったのです。
これは、なにか。これは、実はUSBメモリの容量を発売年でプロットしたものです。2009年賀最後ですが、256Gというのが最終となっています。スタートの2000年が16Mからスタートしていますから、一体何倍になるんでしょうか。
その時の仮説は文明の発展というのは、実は一次関数のような直線ではなく、2次の曲線になる、という仮説でした。詳細はともかく、イメージはばっちりでしたね。
さて、今日なぜこの話を思い出したかというと、Facebook上である方と、「情報についていけない」というお話をしたのでした。
以前にグーグルの検索結果が全てA4にプリントアウトして家に届いたら、数tになる、っていう馬鹿げた計算をご紹介したこともありますが、現代の情報の量は半端ではありません。
では、この時代には情報とはどうつきあったらいいのでしょうか。池山の事例をご紹介します。
池山は情報は主にRSSリーダーでとっています。時事、ソーシャルなことに関すること、テクノロジーに関すること、などいくつかのニューススタンドをRSSに登録していて、その見出しだけを一日に数百だと思いますが、読み飛ばします。ときおり、気になる記事は本文まで読みますが、それは一日に数十だと思います。
あとは、ツイッター、Facebookからの情報ですね。知人がアンテナに引っかかったことをキャストするものを拾っています。これは結構バカに出来ない。
さて、ここに共通するのは、間に誰かが情報を収集して届けてくれる、ということですね。ニューススタンドについては、そのジャンルをまとめてくれるサイトがポイントです。
こうやって、情報を集めて紹介したりしてくれるヒトを「キュレーター」その行為を「キュレーション」といい、もともとは美術館や博物館の学芸員さんのような仕事のようです。
これからの時代、情報が今以上に多くなることが予想されます。その情報の波にまともにぶつかると溺れてしまうので、その中で流れのいいところ、波の弱いところを見つけて泳ぎきる、というスキルがこれからの時代には必要とされているのだと思います。
この一冊が参考になりました。
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 佐々木 俊尚
そんなに得意ではないのですが、技術的な話を少ししておくと、RSSリーダーはこれをつかっています。Googleリーダー
気になるサイトのURLを放り込むとそこからRSS(更新したら知らせてくれるもの)をピックアップして登録してくれます。あとは、iPhoneのアプリで毎日チェックするだけです。
iPhoneアプリでは、未読のRSSがバッジに数で表示されるので、半ばノルマな感じで見て行くのですが、池山の場合でだいたい一日300〜500くらいの感じです。
テレビは見ませんし、新聞も取っていませんが、なんとかこれで時代について行けるようです(笑)
池山さんはどうやって情報を整理しているのかなぁ、と昨日本当に考えていたところでした。参考にさせてもらいました。
返信削除濱口さん
返信削除いつもどうもです。ソッコーコメントをありがとうございます!
どうやって情報を整理しているかっていうと、整理していない、っていうのが正しくて(笑)
とにかく、「浴びる」って感じですね。
これ、わらうんですけど、僕PCでフェイスブック開くにもブックマークに入れてなくて(笑)毎回グーグル先生に「ふぁせぼおk」って入力して、検索してます(笑)
自分の中の情報は整理するより、検索できる手がかりを残す、っていうほうが大切だと実は思っていて。ということで、整理整頓、実は苦手です(笑)
いたいです。僕もgoogleリーダーで、携帯端末から拾い読みです(^-^ゞしかも新聞とってませんし、TVはEテレのみ(((^^;)情報ソースを増やし効率化しつつ、その一方で取捨選択・限定していっているわけですね。情ソースの程度としては、「強い情報ソース」から「弱い情報ソース」へと変わりながら情報の活用は圧倒的に強くなってる。まさにこれも「strength of weak ties」ってことなのかなと読ませてもらいました。
返信削除いたいせんせい
返信削除おはようございます。情報量は増えても、人間の処理能力が増えないから、必然的に種類が多くなれば、一つ当たりの容量は少なくなる。
ということは、今の時代に必要なのは、要約力、と言えるかもしれないですね。
もう一つは検索力、だと個人的には思っています。「この手の情報はここにある」という情報に対する嗅覚のようなものかもしれないですね。
最近もっとテレビを活用しようと、レコーダーの中に100回分以上も入っていた、娘のプリキュアをDVDに吐き出したところです(笑)